ストレスが生じると、人は自分の身体の腎臓の上にある副腎皮質で、ストレスホルモンと言われる「コルチゾール」を作り出します。

「コルチゾール」は、長期間分泌され続けると、疲労、イライラ感、気持ちの落ち込みなどのうつ症状を引き起こし、それが続くと、睡眠や、食欲などに影響を及ぼします。

そのうつ症状を改善すると言われている「セロトニン」は、喜びや、楽しさを感じると、脳下垂体で作り出され、腹部を中心とする諸器官に働き、うつの諸症状を緩和します。

すなわち、ストレスホルモンと言われる「コルチゾール」も、幸福ホルモンと言われる「セロトニン」も、人の気持ちによって、人の体で作られているということです。

両方とも、体の外で作り出すことは出来ません。

セロトニンを増やすという抗うつ剤は、他に吸収されるのを阻害しその結果、体内で使用されるセロトニンを増やすというだけで、抗うつ剤の中にセロトニンは、入っていません。

セロトニンを増やすには、朝陽を浴びたり、運動したり、喜びや楽しさを感じたりして、自分の身体で自然に作り出していくことが最も効果的なのです。

当研究所は、

気持ちが落ち込んでいる人に対し、スマホから流れる音響・音楽・音声によって、太陽の光のイメージ、規則的な運動、さらに、ドラマや、成功イメージにより、喜びや、楽しさを感じるように誘導していきます。

音響

音響　海の潮騒の音や川のせせらぎ、小鳥のさえずり、虫の音色などさまざまな自然音　

音楽

1/ｆゆらぎ音声や、心身に安らぎをもたらすソルフェジオ周波数（528Hz）音楽などの環境音楽

音声

聞いているだけで、情景がみえるイメージング・ナビゲーション音声

これらを複合的に、洗練されたシナリオに基づき組み合わせた音響をスマホから聞きながらイメージすることで、気持ちが落ち込んでいる人にも、少しずつ、気持ちの落ち着き、喜び、楽しさが感じられるようになっていきます。

それは、身体的には、これらのイメージにより「セロトニン」が、脳下垂体でつくられ、それらが、脳内から、体全体に伝達され、うつの諸症状を、改善していくことによるものなのです。

喜びや楽しさを感じることでセロトニンが出来、心が落ち着いてきます！

一般に、カウンセリングとは、カウンセラーが相談者の話をじっくり聞いて共感し、必要に応じて、各種療法を行いながら、改善を目指していきます。

ただし、話を聞いてもらってるだけで、何もよくならないとの感想もよく聞きます。

当研究所では、通常のカウンセリングは、メールのやり取りで行い、

各種療法は、事前録音した音響・音声ファイルを、お送りして、ご自分のスマホで聞きながら音声に従ってイメージしていただくという方法で治療を行います。

これは、クライアントの方にとって、

自宅に居ながら、

好きな時間に、

繰り返し受けることが出来るため、大きな効果が出ています。

音響・音声を聞いていただいた方のほとんどが、気持ちの良さを感じたと言っていらっしゃいます。

これは、スマホを聞きイメージすることで、「セロトニン」が作られた結果と考えられます。

さらに、通常のカウンセリングによる療法は、月に一度とか、多くても、週に１度であり、これでは、イメージ療法や、マインドフルネス療法は、なかなか効果が出ません。

スマホの音響・音声によるイメージ療法、マインドフルネス療法は、自宅など好きな場所でタップして聞くだけですから、毎日でも、日に何度でも行うことが可能です。

そのため、続けて聞いていただいているクライアントさんのほぼ全員が、気持ちが良くなったり、眠れるようになるため、さらに聞き続け、さらに、改善していくという良い好循環になっているのです。

スマホだけで治療できるので完治までつづけられます！

うつ症状を起こす原因は、ストレスであり、それが、ストレスホルモン「コルチゾール」をつくり、心や身体にうつ症状を起こします。

ただし、同じストレスを受けても、ストレスホルモン「コルチゾール」が出来ない人もいます。

例えば、半分水が入ったコップがあるとします。ある人は、もう半分しか水が入っていない困ったと思いますが、ある人は、まだ半分も水が入っている良かったと思います。

前の人は、だんだんストレスが溜まっていきますが、後の人は、まったくストレスを感じません。

これは、どうしてでしょう？

前の人は、水の量に注目しています。ですから、半分しかないと思うのです。水が半分入っているにも関わらず、水が半分しかないことばかり考えて、水がまだあることに目がいかなくなっているのです。

うつ病の人のほとんどが、なんらかのネガティブな思い込み「マインドセット」を持っています。

このマインドセットが、ストレスホルモン「コルチゾール」作り出し、心と身体に、うつ症状を作り出しているのです。

当研究所は、

１０年の治療経験により、うつ症状のマインドセットを、下記のように類型化し、問診アンケートにより、クライアントのうつ症状に一番影響を持つマインドセットを特定して、それを改善する音響・音声によるワークをご提案しています。

1. 悲観的予想：何の根拠もないのに、将来について、いつも悲観的な予想をしてしまう
2. オールオアナッシング思考：１つダメな事があると、全てをダメだと思い込んでしまう
3. 結論への飛躍：何の根拠もないのに最悪の結論になると思い込んでしまう
4. トンネル視野：物事や自分の否定的な細部を選び出して注目し、そのことばかり考えて、良い面に目がいかなくなる
5. 自責思考：何か良くないことがあると、自分が悪いと思い込んでしまう
6. 人へのねばならない思考：他人に対して、あるやり方でやらなければならないと思い込む
7. 自分へのねばならない思考：自分に対して、あるやり方でやらなければならないと思い込む

どうでしょうか？　あなたが、うつ症状をお持ちであれば、これらのマインドセット（思い込み）のいくつかがあるのではないでしょうか？

多くの人は思い込み（マインドセット）が原因で、心に不調をきたしています。

その思い込みは、頭でそれが思い込みとわかっていても、話を聞いてもらい、助言を受ける程度では、簡単には、変えることができません。

当研究所では、単純な思い込みは、認知行動療法の音響・音声ワークで対応し、強い思い込みなどは、イメージ療法の音響・音声ワークを用いて解消していきます。

これらの療法も、スマホで音響・音声を聞いていただくことで行いますので、何度でも、繰り返し行うことが出来ます。

認知行動療法は、すぐ効果が出る場合がありますが、強い思い込みに対応するイメージ療法は、何度も聞いてイメージすることで、その効果を発揮します。

事前に、録音されたイメージ療法を、スマホで聞きながら行うので、何度も療法を繰り返すことが出来るため、効果が出やすいのです。

イメージ療法は繰り返すことでマインドセットを良いものに変えます！

うつ症状を改善していくには、早くても１ヶ月、人によっては、何カ月もかかる方もいます。

スマホを聞いてイメージすればいいと言っても、それを続けるモチベーションを維持することがとても重要です。

それには、このワークが効果が出ていると自分自身で実感できることが、たいせつなのです。

当研究所では、一カ月に一度、うつ症状度診断（27段階）を受けていただくことにより、一カ月で、どの程度の改善があったのかを数字でお知らせします。

また、身体症状、精神症状の各項目の中で、どの項目が、何点改善したががわかりますので、うつ完治への希望がはっきりと見えるため、やる気がでて、治療のモチベーション続きます。

うつ症状度診断の数値は、1カ月で、２７点中、７点改善する方もいましたが、普通は、２~３ポイント程度、改善していく方が多いです。今のところ、悪くなった方はいません。

このように、改善していることを、楽になったと思うだけでなく、数字で客観的に確認することで、モチベーションを維持することが出来るため、うつ症状が、完治し、もう再発することがない状態になることが出来るのです。

※うつ症状の評価や変化を測るために、当研究所では、世界的に知られた精神科医 John Rushによって開発され、米国をはじめ、日本、ヨーロッパ諸国世界 10 カ国以上で使用されている簡易抑うつ症状尺度QIDS-Jを使用しています。

簡易抑うつ症状尺度（Quick Inventory of Depressive Symptomatology：QIDS -J）は、16 項目の自己記入式の評価尺度で、うつ病の重症度を評価できるほか、アメリカ精神医学会の診断基準 DSM-IV の大うつ病性障害（中核的なうつ病）の診断基準に対応しているという特長を持っています。

結果がでればモチベーションが維持できるので、治るまで続けられます！